モーションロゴの作成と活用

モーションロゴとは、名前の通りモーション(動き)を持ったロゴの事です。参照...会社ロゴマーク作成

以前までは企業のロゴは建物の看板や商品、紙媒体に記載されるものでした。インターネットが普及すると企業ホームページにもロゴが掲載されるようになりました。掲載される媒体は様々ですが、共通していたのは企業ロゴが静止した画像だったという事です。

しかし最近ではスマートフォンの普及もあり、インターネットの重要性も高くなりました。インターネット回線も改良され、より多くのデータの送受信も可能になりました。それに伴い企業ロゴにも変化が出ています。最近登場し注目を集めている企業ロゴがモーションロゴです。

企業ロゴは会社社員の一体感を高める効果もありますが、社外に企業の存在をアピールする役割も持っています。静止画よりは動いているロゴの方が印象に残りやすいですから、よりロゴの印象を強めたい場合はモーションロゴの導入を検討するのもおすすめです。

モーションロゴ作成会社の選定モーションロゴの制作は、一般的な静止画のロゴよりも難易度が高いです。どう動かすか考えるデザインもそうですが、実際にロゴを動かすためのアニメーション技術も必要になります。社内にアニメーション担当者がいない場合はロゴ作成会社への依頼が必要です。

モーションロゴは特殊なロゴになりますが、最近では多くのロゴ作成会社がモーションロゴの作成に対応しています。どのロゴ作成会社へ依頼するか迷った際は、会社のホームページなどを確認し、ロゴ作成会社の実績を調べると良いでしょう。

ロゴ作成会社の中には、自身の仕事をアピールするために取引先企業を公開している会社もあります。取引先企業のロゴも実際に確認し、自分が作成したいと思っているロゴのイメージに近いロゴを制作している会社、またはセンスが良いと思えるロゴ作成会社にコンタクトを取るのがおすすめです。

ロゴ作成会社で公開されている取引情報が全てとは限りません。中には相手先の方針で取引先企業である事を非公開にしている場合もあります。そのため取引先企業が多く掲載されているから実績が多いとも限りません。ロゴ作成会社を選ぶ場合は、取引先企業の数ではなくどんな企業がいるのか、ロゴのセンスはどうかなど、質で考えるようにします。

モーションロゴの発注モーションロゴの作成には元となるロゴデータが必要です。これからロゴ自体も作成する場合は元のロゴデザインも合わせてロゴ作成会社へ依頼する事になりますが、既に元となる静止画のロゴがある場合は、そのデータを元にモーションロゴを作成する事が可能です。

既に元のロゴデータがある場合は、一からモーションロゴを作成するよりも早く出来あがり、料金も比較的安価になる事が多いです。

コスト面だけではなく、既に既存ロゴがある場合はそれを元にした方が企業イメージを統一できるためおすすめです。モーションロゴの作成にはアニメーション技術が必要ですが、発注にはそこまでの知識は必要ありません。

ロゴのどの箇所がどのように動くのか、それによってどんな印象を与えたいのかを発注時に伝えれば大丈夫です。モーションロゴの印象ロゴは企業を象徴するものですから、よほどの理由がない限り変更するべきではありません。

逆に言えば企業の印象を変えたい場合にはロゴの変更は有効です。例えば新しい事業に乗り出した場合など、今までの企業体制から変化がある場合、それをアピールする手段としてロゴの変更は有効です。ただし何度もロゴを変更するのは不安定な企業というイメージを与えてしまうリスクがあるため、ロゴの変更は慎重に行うべきです。

わざわざロゴを変更しなくても、ホームページ上のロゴをモーションロゴにするだけでも印象はだいぶ変わります。そういう点からもモーションロゴはおすすめです。モーションロゴと動画以前まではインターネットと言えばイラストや写真など静止画が主流でした。

家庭でのインターネット回線環境にもバラつきがあり、一般的に情報量の多い動くものは敬遠される傾向にありました。しかし今では光ファイバーなどの普及で多くの家庭で十分な回線環境が整ってきています。それに伴い静止画よりも動画が主流となってきました。

静止画に比べて動画は数千倍もの情報を伝える事ができると言われています。動画は印象に残りやすいコンテンツですし、動画投稿サイトも人気です。企業の動画にモーションロゴを組み込む事で、より強く企業の存在をアピールする事が可能です。

また動画のメリットとして、動画投稿サイトは無料で利用できる事もあります。定期的に動画をアップロードする事は、企業にとってはコストのかからないCMとなります。動画の最初、または最後にモーションロゴを組み込めばロゴを印象付ける事ができますし、企業の商品やサービスのアピールにも繋がります。

人は動いているものに目を奪われる習性があります。これからは動画とモーションロゴが企業をアピールする上で重要なものになるでしょう。もちろん動画と組み合わせなくても、モーションロゴはそれだけでコンテンツになります。

きれいに動くモーションロゴ、面白い動きをするモーションロゴはそれだけで一つのコンテンツとなり、SNSでの拡散などで流行となる可能性もあります。まとめモーションロゴの制作は静止画のロゴよりも難易度が高いのですが、それだけのメリットがあります。

制作にはアニメーション技術が必要ですが発注に技術と知識は不要で、ロゴをどう動かすか、どんな印象を与えたいのかが決まっていれば発注は可能です。モーションロゴは既にある静止画のロゴを元にして作る事も可能です。

同じデザインでもモーションが加わる事で印象は変わります。モーションロゴは動いている分、人の印象に残りやすく、完成度の高いモーションロゴはSNSでの拡散などで思わぬ流行を呼ぶ場合もあります。また最近は大容量のインターネット回線が広く普及した事で、動かないものよりも動くもの、つまり静止画よりも動画へと人気は映っています。

動画とモーションロゴの相性は良く、企業のサービスや商品を紹介する動画の冒頭、または最後にモーションロゴを組み合わせる事で企業の存在をよりアピールする事が可能です。

動画サイトは無料で利用できますから、コストのかからないCMとして利用できます。

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